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      私の優しくない先輩

作:日日日
イラスト:榎本ナリコ
碧天社
2005.2
超個人的評価:★★-☆☆☆

目下同じクラスの南愛治くんに片思い中の西表耶麻子。
超虚弱体質にため体育はいつも見学のみ。
その体育の授業でたまたま同じ選択科目をとっていた先輩(見た目よし、性格悪し、俺様)に心を込めたラブレター13号を読まれてしまう。
無理矢理二人の恋の橋渡しを申し出る先輩に引っ張り回される耶麻子の運命は?

ものすごーくつっこみたいことがあるんですが、物語の核心に触れるのでそれは最後に。
一人称の文章は軽快でサクサク読めます。

先輩のキャラクターが私的にはとても好みでした。
ゴーイングマイウェイな変な人は大好きです。
なんか最近整理のために昨年一年間の感想を読み返していて、自分の好きなキャラクターの傾向が見えてきたような見えてこないような複雑な心境です。
すごい正当派な格好いい人かちょっとずれた人か(というかぶっちゃけ変な人)の超両極。
もしくは一見まともに見えて変な人、か?
結局最終的には変な人が好きなのかもしれない気がしてきた……あれれ。

話を戻しましょう。
主人公の超虚弱体質設定がイマイチ謎でした。
生まれつきからだが弱くて発作を起こす。小さい頃長くは生きられないと言われた。など、なーんとなくは書かれているんだけど、具体的にどういう状態なのかは結局わからないまま最後まで突き進んでいきます。
ラスト……そう、ラストですよ。
そういう訳で以下反転

いやーまさか死ぬとはおもわなかったよ。
びっくり。
それはもう虚弱体質とかそういう問題ではないんじゃないかな。
中盤で発作を起こして病院に担ぎ込まれた彼女は自分の足で歩いて帰ってるんだよね。
元気じゃんって思ったのに、思ってのにこのオチ。
しかも倒れた後の唐突さったらありません。
あなたはあと2週間の命ですってそんな。
お前は一体どこが悪いんだヤマコ?!
お話を盛り上げる為に死んだ感がひしひし。

あと愛治の前振りのないとってつけたような不良設定がひっかかった。
主人公に嫌わせるための装置だとしても、もう少し前振りとかなんかがあれば座りも良かった気がするんだけど。
結局そこなんですよね。
死にオチにしてもなんにしても、唐突すぎるから後付けっぽい感じがしてしまう。


伏線の大切さを学んだ一冊でした。

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