ぼくらのサイテーの夏

作者:笹生陽子
講談社(講談社文庫)
2005.2
超個人的評価:★★★☆☆

小学生ぼく(=桃井)は階段から飛び降りるゲーム「階段落ち」で負けた上にケガをして、 さらに罰として夏休みのプール掃除までやることになってしまう。
しかもパートナーは家が家庭崩壊して母が家出中だという謎の同級生、栗田。
はじめは栗田を苦手として避けていた桃井だったが……
暑い夏の日に繰り広げられる友情・家族・社会――数々の問題。
桃井のサイテーの夏はどうなってしまうのか。

一匹オオカミな謎の転校生栗田と桃井の友情とか。
引きこもりで弟にだけわずかに心を開く元超秀才のおにいちゃんとか。
トキメく要素は結構あったはずなのに結構スルーしてしまった印象です。
いかにも児童文学というかんじでもないのですが……
なんだろう。とりあえずもっと小さい頃に読みたかったかもしれません。
最後、桃井たちが中学生になったところで話が終わるのですが、今後の彼らの話が読みたい気がします。
引っ越してしまった栗田と桃井の遠距離友情の話とか。
将来大学とかで再会すればいいよ!!(妄想)

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笹生 陽子

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