ピジョン・ブラッド 作:榎木洋子 イラスト:羽原よしかづ 集英社(コバルト文庫) 1997.3 超個人的評価:★★★☆☆ 影の王国シリーズの一巻。 学校帰りに見てはいけないといわれていた赤い月をみてしまった瞳。 その日から、瞳の見る世界は一変する。 そこら中に普通の人には見えない蔦が茂っているのが見え始めたり、影から生まれるバケモノが見えるようになったり。 そして、なにより目立たないクラスメイトだった渡会月哉が影の中でだけ酷く印象的な少年に見えることにきづいて…… 実はつらい過去持ちで仏頂面王子な月哉がツボでした。 ストーリーはまだまだ序章ってかんじでこれからに期待? 最後まで月哉をフルネームで呼び続ける瞳ちゃんがすごいと思います。 相手にきみって呼びかけ方をするのが少し違和感があったかな? 時代、なのかな? なんせ9年も前の本なワケですし。 うーん。どっかの図書館で続きをさがさなければ!!
|