ボクサーは犬を癒す ドクター×ボクサー4 作:剛しいら イラスト:石原理 光風社出版(クリスタル文庫) 2001.5 超個人的評価:★★★☆☆ この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません。 雑誌連載から離れて少し長めのドク×ボクシリーズ第4段。 収録タイトルは 「ドクターは犬を癒す」 徹のライバルである東がボクシングの試合中に事故で相手を死なせてしまう。 それを目の当たりにした加藤は徹からボクシングを奪おうとするが…… 徹の家出編。 「ライバルは犬を癒す」 前回の事故からすっかりやさぐれてしまった東。 彼を立ち直らせるために、東の犬こと坂本は徹達のジムの門を叩く。 「ボクサーは犬を癒す」 徹のコーチ、西城と彼の後輩の相馬。 相馬のプロ初試合の模様。 ワタシは是非ともこの二人の話が読みたい。 並べてみるとタイトルがとても癒しな感じの一冊でした。 いつもの読み切り形式とちがってちょっと長いお話もあって新鮮だったかも。 とはいえ恋愛モノでシリーズが続くとどうしても展開がマンネリ化してくるのは避けられないのかな。 徹と加藤の話はもう結構おなかいっぱいかもしれません。 とりあえず今のところ、坂本と東の話と、相馬と西城の話が読みたくて買っている気がする。 ちなみにシリーズモノのBLでよくある展開の一つとして、気がつけばまわりがほもかっぷるだらけというのがあります。 あははは、ファンタジーファンタジー。
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