西の善き魔女Yー闇の左手

作:萩原規子
中央公論社(中公文庫)
2005.8
超個人的評価:★★★-☆☆

西の善き魔女文庫版6巻です。

ルーンと共にヘルメス党の隠れ家で過ごしているフィリエル。
このまま平和に暮らすのもいいかもしれない。そんな思いに捕らわれるフィリエルだったが、、、
二人でピクニックに行った先で見たのは進行してくる敵国、ブリギオンの軍隊だった。

西の善き魔女、グラール国の女王制について見え始める本巻。
色々と「えー」の連続でした。
一番驚いたのは世界設定ですかね。
ええ、SF?SFだったの?
個人的には最初の方のああファンタジーって感じのストーリー展開が好きだったので、少し複雑です。
時期女王の行方についてもそんな無茶な!!って思いましたしね。
ああ、でも、現女王コンスタンスの思い切った上にぶっ飛んだ性格は好きです。
孫達の誰にも負けないばあちゃんが素敵でした。
さて、残すは番外編二本です。

話は変わりますが、このシリーズ、毎度売ろうかどうしようか悩んでそのままなんですよ。
どうしよっかなーって思って、一巻から読み始めて「ああやっぱりおもしろいじゃん!」ってなって、6巻あたりからまたどうしよっかって考え出したり。ううーんエンドレス。でもそれだけ何度でも読める作品ってことでもあるんですけど。
ああどうしよう(笑)

西の善き魔女VI- 闇の左手 (中公文庫)西の善き魔女VI- 闇の左手 (中公文庫)
荻原 規子

中央公論新社 2005-08-26
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