西の善き魔女[〜真昼の星迷走 作:萩原規子 中央公論社(中公文庫) 2005.12 超個人的評価:★★★+☆☆ 北極の塔と世界の果て、それぞれの目的地を目指して別々の道を行くことになった二人。 バードとフィーリの導きの下、数々の試練が二人に迫り来る。 ルーンはバードを殺し、フィリエルはバードを育てることに。 鎖のように絡みつく因習を断ち切ることはできるのか。 そして世界のゆく末は…… 西の善き魔女、完結編。 終わっちゃった。 というのが正直な感想です。 うん。途中からSF?これはSFだったの??っていう物語の路線変更がありーの、フィリエルとルーンには進展があるようなないような絶妙な感じで(でもお前ら勝手にやってろよっていうバカップルぶり)、あのレアンドラは最後はカウンセラー状態で、アデイルとユーシスはどうなったんだーという…… まとまらないからごちゃごちゃ書いてみました。 でもアデイルとユーシスの関係が一番好きかも知れません。 葛藤があるからね。 そういえばルーンの秘密もほのめかされただけで、進展しませんでしたね。 まあ、それでいいのかもしれないけれど。 このシリーズはこれで終わりです。 個人的には5巻のティガの話が読みたいです。 お国事情とか、ルーンの過去とかも絡めてどうだろう(とかつぶやいてみる) そのうち書いてくれないかなー。
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