龍使いのキアス 作:浜たかや 表紙イラスト:佐竹美保 偕成社 1997.1 超個人的評価:★★☆☆☆ 必ず自分の根と呼ばれる分身のような木を持つモールの巫女。 ひろわれっこのキアスには自分の根がない。 それをたてに仲間はずれにされたり意地悪をされたりするけれど、そんなのは平気だ。 モールの巫女の儀式「呼び出し」で何者にもなれなかったキアスは自分自身を知るため危険な旅にでる。 厚い児童書です。 軽く辞書並み。字も結構小さいけれど、まあすらすら読めます。 なんとなく世界観から西の善き魔女シリーズを思い出しました。 別にそんなに似ているところはないような気はするんですが、なんとなく。 イリットの役割があのシリーズの吟遊詩人に似ているかも…… 実際大イリット(パパ)の方はそんなイメージでした。 小イリットがすごい萌えキャラだったような気がします。 父親に反抗して家出して、傭兵部隊のリーダーをしていたりします。 ツンデレ?ツンデレなの?? 最後の方でいろいろなものがごたごたして来て、結局誰が、何が原因だったのかがイマイチよくわかりませんでした。 人並みな理解力が欲しいorz
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