銀の海金の大地 作:氷室冴子 イラスト:飯田晴子 集英社(コバルト文庫) 1992.3 超個人的評価:★★★☆☆ すごくしっかり作られた古代ファンタジーです。 真秀は息長族の国に暮らす14歳の少女。しかし彼女は息長族ではない。 豪族である首長が奴隷に生ませた子どもだ。 目も耳もかず、言葉も話せない兄の真澄と業病の母のため必死に生きてきた。 そんな彼女が己の血と数々の因縁、思惑のなかへと巻き込まれていく。 そんなカンジのお話。 ほんとに波瀾万丈(?)というかんじで一気に読めました。 結構古い本ですが、そういうのは特にきになりません。 もう絶版かもしれないけど、図書館とかでみつけたら読んでみるのもいいかも?
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