ヤングガンカルナバル

作:深見真
イラスト:蕗野冬
徳間書店(徳間エッジノベルズ)
2005.6
超個人的評価:★★-☆☆☆

漫研に所属するごく普通の高校生、塵八。基本的にいい人で、個性的な漫研のメンバーたちに振り回される日常を送っている。
ボーイッシュで辛いモノが好きな女子高生、弓華。女の子が好きな他は普段はごく普通の怠惰な高校生とかわりない。
彼らはミステリアスな美女、白猫が育てた凄腕ヤングガン(若い殺し屋)だった。
白猫は彼らを育て、仕事を斡旋する。
そしてふたりに別々に割り振られた仕事。
それはいつもと同じ、なんでもないもののハズだった。
しかし気づいたときには、それは国内外の組織の絡む大きな陰謀に巻き込まれていて……

スタートからいきなりグロテスクな描写で始まります。
詳細をなぜか妙にユーモラスに表現してしまうグロ描写に、なんとなくバトロワを思い出しました。
こっちのがラノベっぽいけどさ。
別にグロは平気だけど、始めっからそれだと若干気分はよろしくないワタクシがいます。

悪を憎む男子高校生と、百合な女子高生戦士、若き暗殺者たちのお話。
コメントしずらいです。
全体的にへーと思いながら読み終わってしまった。

塵八の漫研設定が必要だったのかを地味に考える今日この頃です。
ごく普通の少年が実は暗殺者、っていう前振りでもないようですし……
シリーズ化しているので、ひょっとしたら今後明かされるのかもしれませんが。

ヤングガン・カルナバル (トクマ・ノベルズ)ヤングガン・カルナバル (トクマ・ノベルズ)
深見 真 蕗野 冬

徳間書店 2005-06
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