忘恋奇談 作:椹野道流 イラスト:あかま日砂紀 講談社(ホワイトハート文庫) 2000.5 超個人的評価:★★★+☆☆ 奇談シリーズ第10巻。 10巻達成記念で、一ページ目にはカラーの宴会ピンナップ付きでした。 かつて組織の依頼で訪れた押屋女学園高等部。 平和を取り戻したはずの学園で、今度は謎の連続怪死事件が発生した。 天本は再び教師に扮して学園に潜入。一方の敏生は図書館の整理係として書庫の奥底でお仕事だ。 被害者たちの間で流行っていたというこっくりさん。 そして天本が見たものは、かつて愛した人とあまりにもよく似た少女の姿だった…… 言うなれば天本の過去克服編でしょうか。 おかげでおもいっきり死にかけていますが。 ある意味過去最大のピンチですね。 それにしても分厚いなあ。 417ページ。ラノベなのに700円。 600円台までならまれに見るけど700円越えはなかなかレアかも? 読み応えもばっちりです。
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