雨衣奇談 作:椹野道流 イラスト:あかま日砂紀 講談社(ホワイトハート) 2001.7 超個人的評価:★★★+☆☆ 悪夢にうなされ、森が目覚めた日に飛び込んできた依頼。 それは一つの壷の持ち主の元に返すというもの。 名前と、僅かな手がかりと小さな壷を胸に二人はベトナムへと飛ぶ。 奇談シリーズ第2部スタートです。 どうやら2部のメインテーマというか謎?は森のお父さんの存在ということになりそう。 なんかこのお父さんがまた黒そうでわたしはとてもワクワクしてしまいます。 そんなこんなでお父さんの謎を絡ませつつのベトナム編。久しぶりの海外話、かな。 本の厚さは約2cm。この厚さでそれほど長さを感じないのはすごいと思います。 いくらラノベでもね。 話としては、なんだろう。そろそろ若干パターン化してきた気がしないでもないです。 いろいろあって、河合とか龍村(今回は出てきませんが)に助けられて、二人の力や絆で逆境から事件を解決する、みたいな。 半精霊である敏生の色々な特殊能力が明らかになりつつあります。 なんか最初は植物と話ができるとかだけだったハズなのに、今回は守護珠にやどる先人の魂の力を借りられるようになりました。 そのうち空とかを飛んだりしても私はもう驚かないよ。 なんかそんな感じで妙な期待も感じつつ続きに行こうと思います。
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