嶋子奇談 作:椹野道流 イラスト:あかま日砂紀 講談社(ホワイトハート) 2001.11 超個人的評価:★★★+☆☆ 龍村の誘いで彼の祖母が住む丹後まで出かけていくことになった敏生と天本。 元気な敏生とは対照的に相変わらず夏ばての天本は辛そうだ。 楽しい旅行のはずが三人を迎えてくれた祖母の様子がなんだかおかしい。 それには龍村が6歳の時に遭遇した神隠しが関係しているようなのだが…… 奇談シリーズ第二部二冊目は龍村先生編。 焦点になってくるのは龍村先生の過去……っていうとおおげさか。 なんていうか、もう先生すごくいい人だよね。 主人公ズを助けまくっている現在はもちろん、幼少時からいい人でした。 ネタバレになってしまうからあまり書けませんが…… 彼の幼少時のエピソードが愛しすぎるよ。いい子。 ところで、その主人公ズを助ける為に尽力している龍村先生がちゃんと仕事をしているのか気になって仕方がない今日この頃です。 そんな時、同じ椹野さんの別シリーズ(監察医モノ)の方にもちょこっとでているという噂を聞いたので、そちらを入手してきました。 まだ読んでいませんが、そちらも楽しみに読み進めたいと思います。 しかし、未だかつてない量の書評待ちの本の山が出来ているので、しばらくは短めでサクサク行くしかないのかなあと思います。 積み本の方は大分減ったんですけど、ところてん式にこっちが山になってしまった。 お金はないけど時間だけはくさるほどあるので(現在訳あってニート)なんとかしたいです。
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