暁天の星 作:椹野道流 講談社(講談社ノベルズ) 1999.6 超個人的評価:★★★+☆☆ 多数の目撃者もいる。動機もない。 不可解な若い女性ばかりの連続自殺事件。 そしてそれらの遺体には奇妙な共通点があった…… 新米法医学者の伊月とベテラン女性法医学者のミチルがこの事件に挑む! 椹野さんの初講談社ノベルズ。 作者と同名の女性法医学者とイマドキ新米法医学者の遭遇した不可解な事件の記録。 レーベル的にミステリ?と思いきやそういうワケでもありませんでした。 医学的に詳細な検死の描写はなかなかにグロテスク。 苦手な方にはきびしいかもなあとか思ったり。 最終的には▼ホラー?(反転) そこにおちつくのねという印象です。 椹野さんらしいっちゃらしいです。 ただし夜中に読んでいたのでちょっとびくびくしてしまいました。 途中で奇談シリーズとリンクしているという噂なので、また続きを仕入れてこようと思います。
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