倫敦奇談 作:椹野道流 イラスト:あかま日砂紀 講談社(ホワイトハート文庫) 1998.4 超個人的評価:★★★+☆☆ 奇談シリーズの第4巻。 今回の舞台は日本を飛び出してイギリスはロンドンです。 突然天本亭にかかってきた若い女性からの一本の電話。 それは天本のかつての同居人、美代子からのSOSの連絡だった。 旅先で奇妙な事件に巻き込まれたというのだが。 昔天本のことを好きだったという美代子の言葉に敏生は激しく動揺する…… ロンドンまで行ってしまって、一体どうやって龍村先生を出すんだろうと妙な期待をしつつ読み始めました。 そうかー学会という手があったか。 作中に敏生たちがオペラ座の怪人を観劇するシーンが出てきます。 生オペラ座。なんてうらやましい。 たまたま昔自分の所属している劇団の練習でやったことがあるのでオペラ座の怪人にはちょっと思い入れがあったりします。映画も見たしね。 話がそれましたが…… 個人的に今回の見所は、天本とケンカして飛び出した敏生を颯爽と(かっこよく??)助けた天本。 そんな二人の前に、危機的状況にもかかわらず呼んでもらえなくてスネてる小一郎(ピンポイント)だと思います。 気がつくと小一郎ファンになってる自分。 あれ。 いいや。だってかわいいし。 うお、帯で龍村先生と小一郎が見えない!! そんな……
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