妖精とその仲間たち 作:井村君江 河出書房新社 1992.5 超個人的評価:★★★+☆☆ イギリスの妖精の伝承を収集して、イラストを交えてわかりやすく語ってくれる本作。 出てくる妖精の性質でなんとなく分類されているから、簡単な妖精辞書としても使えるかも。 物語以外の本を読もう週刊(一人イベント・たった今命名しました_爆)ということで借りてきた一冊です。 以前大学の授業でイギリスについてのレポートを書いたときに資料として読んでいたんですが、あらためて読むと楽しかったです。 読まなきゃいけない!!って重圧やその後のことを考えなくていいって素敵だなあ。 その時のテーマは「アイルランドと妖精」 うっかりアイルランドに限定したせいでえらく苦労した記憶があります。 アイルランドの妖精はどちらかというと土着的な感じで、かわいらしい感じとかファンタジーっぽい感じがいまいち薄くて…… しかも資料は少ないし、もう…… 話を戻しましょう。 著者の妖精に対する愛情がなんとなく伝わってくるような気がします。 妖精関係が出てくる本が好きな人は楽しめるかもしれません。 (わたしはずっと頭のすみっこに伯爵と妖精シリーズがありました)
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