陽気なギャングが地球を回す

作:伊坂幸太郎
祥伝社(ノンノベルズ)
2003.2
超個人的評価:★★★★+☆

映画版DVDを見た記念ということで再読です。

人間嘘発見器、天才スリ、演説の達人、正確な体内時計の持ち主
4人のギャングが銀行を遅う?!
ある意味でプロの彼らの仕事で思わぬ誤算が発生。
金を奪って逃げる途中、車ごと金を奪われてしまう。
相手は今世間を騒がせている現金輸送車襲撃犯。
そして彼らの名誉奪回の活劇が始まる!!

やっぱり原作はおもしろいなあ、とついつい原作を褒めてしまうワタクシがいます。
思えば映画館で公開されているとき、絶対原作スキーは映画にがっかりするの法則をおそれて見に行きませんでした。
レンタル屋で見つけても、「いやでもなあ」と思うこと幾度目か。遂に見たよ!!
ちなみに始まる前に「これは別物別物だから!!」と自分に言い聞かせてみたりしましたが。

うん。

別物だと思えば結構おもしろかったと言えなくはないかもしれない。
いろいろ気になる部分はあったんですけどね。
久遠がなんかよくわからんけど女の子にモテモテだったりとか(あのシーンは必要だったのだろうか・・・)
道具屋のおじさん(名前忘れた)を出したせいで冒頭の警察官の格好した青年の扱いが微妙な感じに。
なんで無理やり恋愛にもって行きたがるのか。成さんと雪子はそんなんじゃない、ってか成瀬の元妻とか息子とかがきれいになかったことにされててびっくり。そんな?!
私的に饗野以外のキャラはイメージがちょっと違うかなーと思いました。って、すでに感想が別物になっていないですね。

仕方ないのかな。
映画の方に点数をつけるなら★★☆☆☆というとこでしょうか。

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伊坂 幸太郎

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