イノセント・ガーデン〜祈りによく似た罪の産声 作:石川宏宇 イラスト:夢花李 集英社(コバルト文庫) 2003.1 超個人的評価:★★★★☆ 前作、イノセントガーデン〜野蛮な天使たちの巣の続編です。 なにやら裏社会で非常につよい力をもっているらしい由井威紺の養子となった主人公の要。 彼に与えられた試練はヒフミとフィオナという仲間とともに、無人島の屋敷で問答無用で襲ってくる「試験官」相手に生き延びることだった。果たして要に約束の鍵を使える日はくるのだろうか。 作者、確実にうまくなってるなーという印象でした。 前作とか、その前のデビュー作とかはいまいち安易?という印象がぬぐえなくてちょっと敬遠していたのですが。今回はそんなことありませんでした。 もともと文章は結構好みな人なので。 ただ、やたら登場人物の服装を描写したがるのがきになるかな? 格闘技や銃によるアクションシーンがかっこいいです。 キャラクターもみんななにやらワケありなかんじで気になるし。 続きがたのしみです。
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