やさしさは罪の香り 作:いとう由貴 イラスト:織田涼歌 心交社(ショコラノベルズ・ハイパー) 2003.2 超個人的評価:★★☆☆☆ この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません。 高校生の碓井遠流は財界著名人の妾腹の息子だ。 道路建築計画の凍結を回避するため、遠流は大好きな兄の頼みで政治家の菅江に身体を差し出すことになる。 遠流には菅江からの提案だと告げられたそれは、信じていた兄の策略だった。 お互いに勘違いしたまますれ違いながらも、惹かれていく二人だったが…… 無理度高めのBL、かな。 あらすじ一行目と二行目の飛躍がポイント。 描写のキラキラで物々しい感じは久しぶりでちょっと愉しかったです。 ざっくりと読んだのでそれほどきちんとした感想も言えないのですが、どうしても言いたいことが一つだけ。 初めて菅江と関係を持つことになった遠流ですが…… 菅江の前で遠流はいきなり脱ぎ出します。それもかなり唐突に。 あれ、遠流さん……あなた、奥手設定じゃなかったっけ?? その突然っぷりにはかなり本気でびっくりしました。
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