ハリー・ポッターと秘密の部屋 作:J.K.ローリング 訳:松岡佑子 静山社 2000.9 超個人的評価:★★★☆☆ 本棚整理のために再読中のハリー・ポッター2巻です。 魔法学校二年生になるハリー。 そのスタートはとても順調とはいえません。 不幸な夏休み中にやってきた魔法界の生き物、屋敷しもべの妖精のドビーにさんざんな目にあわされたり。 新しい「闇の魔法の防衛術」の先生は自称大スターなくせ者。 その上校内では謎の傷害事件まで発生して、ハリーはその容疑者に…… なんていうか毎回思うのですが、この作者は腹の立つ人物や状況をつくるのがうまいよなあ。 ダーズリー一家しかりドビーしかり、今回だとロックハートとか。 人物にかんして言えば、たまに悪役の描写でそこまでやらなくても……っていうくらい徹底的にこきおろされていたりするのが気になることもありますが。 難しいですね。こう、バランスが。
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