ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 作:J.K.ローリング 訳:松岡佑子 静山社 2001.7 超個人的評価:★★★★-☆ いやみな親戚のおばさんに耐えかねて魔法を使ってしまったハリー。 未成年の魔法使いは学校の外で魔法を使ってはいけない。 決まりを真っ正面から破ってしまったハリーは荷物を片手に真夜中の街へと飛び出した。 行く当てもなく立ちつくすハリーの前に現れたナイト・バス。 偽名を使ってなんとかダイアゴン横町へとたどりついたハリーの元に魔法大臣のファッジが現れる。 処罰をおそれるハリーだったが、どうやら状況はもっと複雑なようで…… ハリーの命を狙う脱獄犯に、謎の黒い犬…… 3年目の魔法学校生活。 親世代が好きです。 って、本編とほとんど関係ないことこの上ない告白ですが…… むしろハリー・ポッターは親世代だけでいいと宣言していた過去のあるワタクシです。 いや、今はそんな風には思っていないよ。 ハリーの冒険とか成長とかももちろん楽しいのですが、その裏にある親世代にばっかりトキメイてしまっていたことはいなめません。 だって!!差別の対象になる狼男の友人のために、 自分たちも動物(アニメーガス_動物もどき……やっぱり人からおそれられる存在)になっちゃんだぜ!! どんな友情!!むしろ愛!! ・ ・ ・ すみません、ちょっと冷静になります。 ルーピン先生はほんとよい先生ですね。 そして、なんだかんだいいながらもちゃんと彼の薬を作ってくれるスネイプ先生もさりげなくいい人だよね。 スネイプはツンデレだと言い張って仕方がない友人がいますが、あながち間違いではない気がします。 なんだかいつも以上にオタク色の強い感想になってスミマセン。 たぶんこのテンションは先日ハリポタ5の映画を見てきたせいだと思われます。 そういえば、この3巻意外はすべて映画館で見ているのに、アズガバンだけは未だに見れてません。 これはもうDVDを借りてくるしかないのか。 映画のルーピン先生はあんまりイメージじゃないのですが、シリウスが好きです。
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