鳥籠荘の今日も眠たい住人たち2 作:壁井ユカコ イラスト:テクノサマタ メディアワークス(電撃文庫) 2007.4 超個人的評価:★★★★☆ ホテル・ウィリアムズチャイルドバード。 通称”鳥籠荘”と呼ばれるアパートに暮らすのは少々(?)変わった人たちばかり。 絵のモデルをしているやせぎすの少女、衛藤キズナ。 無気力系画家青年、浅井有生。 その他女装壁の青年やら猫のキグルミやらゴスロリ美少女やら変な双子やら妄想女やら、不思議な人にことかかないこのアパート。ちょっと普通じゃない人たちの日常生活。 わーい2巻だー!!と発売日に購入したにもかかわらず、読むまでに偉く時間がかかりました。 だって忙しいんだもん。というイイワケはさておき、部屋に山になっている積み本をひたすら片付ける日々でございます。 でもいいんだ。こんな生活も楽しいから。 さてさて今回は キズナに激しく(笑)あこがれる後輩が妄想女(失礼)ことヘレンさんに振り回される「人魚姫になる間違った方法」 浅井と由起の出会い編「ザリガニ/万引き/スケッチブック」 キズナ・浅井・由起の微妙なトライアングル「彼女と彼の気まずい日曜、彼女と彼女?のハプニングな土曜」 の三本立てでした。 人魚姫〜は新キャラ、ヘレンさん登場でした。 全体的に浅井・由起テイストな今回ではちょっと一安心という感じ。 ザリガニ〜はもう浅井のかわいさにノックダウンでした。昔から不憫だったのね。そりゃひねくれるわと妙に納得してしまったり。 彼女と〜は三人のほんと微妙な関係がねー。 デートと言いつつも、本気で自分の(女物の)服を買ってしまう由起がかわいい。 浅井もちょっくら自分の気持ちに気づいてきたかな?というのが見えて楽しかったです。 素直になれよ!! この本のキャラクターたちはそれぞれが生き生きしていて素直に応援したくなります。 続きが待ち遠しいです。
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