妖人白山伯

作:鹿島茂
講談社
2002.5
超個人的評価:★☆☆☆☆

ようじんモンブランはくと読みます。

大政奉還のころ裏で暗躍しモンブラン伯を中心にした話。
前半はまだよかったんだけど、後半は特に小説というよりは歴史解説+エピソード(色事情事中心)ってかんじでした。

正直ちょっと読む本を間違えたかなって思ってしまった……
電車の中で読んでいたんですが……ぶっちゃけエロかったので……(遠い目)
いや、それはいいさ。別にその路線でもさ。
政治家の人たちがみんなスケベおやじのヘンタイだっていいさ。
でも、その手のシーンがなんだか即物的で、よんでてドキドキするって感じは皆無でした。
あーあ、またなんかなさってますよこの方たちってなってました。

色々な黒幕、モンブランさんは男色家でマゾ属性のようです。
最初と最後は妖人でもいいですが意外とマヌケでした。

少なくとも若い女の子は読者のターゲットには入っていないものと思われます。

妖人白山伯妖人白山伯

講談社 2002-06
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