僕は野球に恋をした 作:樹生かなめ イラスト:神葉理世 講談社(ホワイトハート) 2005.5 超個人的評価:★★★+☆☆ 勝ち組IT企業、ベリル飛鳥井で社長秘書補佐として働く大周。 ある日、出社するとどうにも周りの反応がおかしい。 まるで大周が病原菌にでもなったかのように避けられたり、なんだか同情するような目で見られたり…… それもそのはず、大周にそっくりなオカマがテレビに出ていたのだ。 嫌な予感を感じつつ確認をすると、それは大周の従兄弟の大河で…… 元甲子園のエースに一体何があったのか?! 無邪気な社長の提案で新球団、飛鳥井ソルジャーズのGMに指名された大周。 しかもそのメンバーの半数はオカマ!? はたして、この無謀な挑戦は成功するのか…… 作家さんとイラスト、あとレーベルからBLかなーと思って購入。 けどぜんぜんL要素は皆無でした。 キャラクター造形とかがいかにもなかんじではありましたが。 コメディです、コメディ。 でもそれはそれで大好物です。 選手の半分がオカマのイロモノ球団が設立を目指す話です。 世間の嘲笑なんかに負けずがんばる姿はまるで青春モノみたいなさわやかさ。 おもしろかったです。 ただ、この本単体としてみるとすごく中途半端なところで話が終わってる。 と思っていたらどうやら続きが出ている模様です。 これは是非ともゲットしなければ。 おすすめです。
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