僕は野球に恋をした2 初勝利編 作:樹生かなめ イラスト:神葉里世 講談社(ホワイトハート文庫) 2005.7 超個人的評価:★★★+☆☆ ほとんどがオカマとゲイで構成された戦慄の乙女球団・飛鳥井ソルジャーズ。 球団として認められたものの、相変わらず世間からの風当たりは冷たい。 GMの大周もチームの仲間たちも試合に向けてやる気は十分。 しかし、個性的すぎる彼らの周りには問題もつきないのです。 監督はあいかわらず酒浸りのスケベ親父だし、オカマたちはまわりもまきこみ超パワフル、関係者のほとんどがゲイだから狙われるノンケ組、さらには三馬鹿たちに女性問題浮上?! 果たして飛鳥井ソルジャーズは初勝利に向けて邁進できるのか? あいかわらずおもしろかったです。 オカマ・ゲイ・馬鹿・エロ親父入り乱れてのトラブル続きにてんてこ舞の大周。 だけどみんなそれぞれに一生懸命なのがわかるから応援したくなっちゃうんだな。 心配なのは大周の胃腸だけだ。 ただね、どーしても一つだけ言わせて欲しいんだ。 これだけは、どうしても。 初勝利編なのに…… 初勝利編なのに………… 初勝利してねえ?! なんと、試合の途中の乱闘で話が終わっている。 その後に続く文章は「野球に恋をした男の戦いはこれからだ」って。 なにそのジ○ンプの打ち切りみたいなラストはーーー!! 続きが読みたいです。 2005年に出てそれっきりなのが怖いですが…… もう、何年でも待つので続きを書いて欲しいなー。 なんていうかこれは消化不良すぎる気がする。 そう言うわけで★★★★-☆から★★★+☆☆に落としてみた。 樹生さん、講談社さん、どーか続きをお願いしますm(_)m
|