テクノゴシック 作:小谷真理 集英社 2005.8 超個人的評価:★★☆☆☆ 物語以外の本を読もう週間の一環です。 今後のネタをもとめて図書館でゴシック関係の資料を探していました。 というか、もとは服の資料を探していたはずなのに気がついたら手元には文化系の本ばっかり。 調べ物をするとはげしく脱線するクセがあることに気づきました。 話を戻しましょう。 本の内容としては、色々と例(本だったり映画だったり)を上げながらゴシックとは、さらには主題であるテクノゴシックに迫るというもの。 いきなり冒頭にアリプロの「コッペリアの棺」の歌詞が引用されていてびびりました。 全体を通して、例示されているものの中で私が知っていたのは3割くらいでした。 そのせいかな。後半読むのが若干辛かったのは。 マトリックスは第一作しか見ていない。 イノセンスは見たけど、攻殻機動隊は知らない。 解説されても、いまいちぴんと来ませんでした。 しかしゴシック系の話題は突き詰めていくと必ず男性学・女性学やフェミニズム系の方向に話がいきますね。 またかーと思う反面、こういう事を考え始めると自分が頭使ってるなーとちょっと嬉しくなる自分がいます。 普段なんにも考えずに暮らしているからね。基本的に。 とりあえず吸血鬼の項にあげられていた吸血鬼ハンターDと攻殻機動隊をチェックしようと思う今日この頃です。
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