空の境界 上 作:那須きのこ イラスト:武内崇 2004.6 超個人的評価:★★☆☆☆ 両儀家という特殊な家に生まれた少女、両儀式。 二年間の昏睡から冷めた彼女は実感としての記憶を失い、代わりにあらゆるモノの死を見る能力を手にした。 式を思う友人の黒桐や人形遣いの魔術師、橙子とほんの少しずつ関わりながら、闘いの中に身を委ねていく。 すべてを殺す、銀色のナイフをと殺人の”衝動”光らせて…… まず思ったのは長い。 (ノベルズでこの厚さで二段組み。二冊合わせてみたら京極堂と張った) それから文章が読みづらい…… 文章の好き嫌いが激しいのはもうちょっとなんとかならんかな(と自分につっこんでみる) 慣れるまでとっても時間がかかりました。 一時期とっても話題になっていたので、時間がたってから手に取ったのですが……(ひねくれもの) ちょっと期待して読み過ぎたかも。 魔術の設定とか世界観がちょっと詭弁っぽいかなーという気がしました。 結局よく理解できなかったということもありますが(鳥頭) あらすじとか解説に多様されている「伝綺」といことばの現すものが未だに上手く理解できていません。 難しい。
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