少年花嫁ーしょうねんブライドー 作:岡野麻里安 イラスト:穂波ゆきね 講談社X文庫(ホワイトハート) 2004.12 超個人的評価:★★★-☆☆ ホワイトハートはジャンルが多岐にわたっているので買うときいちいちドキドキするのですが(笑) 今回は想像どおり結構BL寄りでした。 イラストの穂波さんが大好きなので、うっかり手に取った一冊です。 女の子めいた容貌のせいでいつも女の子に間違われるほかはごくごく普通(だと本人は思っている)の男子高生の忍が、うっかり妖を見てしまい、襲われかける。それを助けたのが伝統ある陰陽師の家の後継者、香司だった。 本人が気づいていないだけで、強い霊力を秘めていた忍は、なんだかんだで香司の失踪した婚約者の代役に抜擢されてしまい…… いろいろとステキな設定が目白押しです。 香司と出会う前から濃い友人たち(過保護系、可憐な暴力団組長の息子、鬼刑事の父を持つ癒し系)に囲まれ総モテ状態の主人公とか。 香司がファッション誌のモデルで超絶美形だとか。 男なのに本気で婚約者にされ、なおかつ姑にいびられる忍とか。 全四巻予定の続き物だそうです。 個人的に文章はあまり好みではなかったのですが……続きは気になるような。 地元の図書館で二巻を発見したので、今度借りてこようと思います。
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