撲殺天使ドクロちゃん 作:おかゆまさき イラストとりしも メディアワークス(電撃文庫) 超個人的評価:★-☆☆☆☆ ええと、とっても説明に困るというかどうしていいのかわからない本でした。 ある日突然主人公の成績優秀で眉目秀麗、完全無欠で将来衆望な中学二年生男子、草壁桜くんのうちに鋼鉄バット(棘付き)を持ったロリロリ天使、ドクロちゃんがやってきた。 ドクロちゃんはいろいろと桜くんを誘惑しては、鋼鉄バットで殴り殺します。でもそこは天使の不思議な力ですぐに元通り☆ しかもドクロちゃんのライバル、サバトちゃんや妹のザクロちゃんまで現れて、桜くんの日常はどこへ行ってしまったのでしょうか。 ごめん僕は修行不足でさっぱりついていけなかったよ。 自ら一人称の語りで眉目秀麗(以下略)を語る桜くんも、なんだかよくわからないけどロリロリ(その実セクシー?)なドクロちゃんも鋼鉄バットも飛び散る脳髄も、妙な効果音も…… 途中から私なんでこの本読んでるんだろうという気分になってしまった。 結構人気のあるシリーズみたいなのでそれなりに期待して読み始めたんですが…… あれだね。ええと、大きなお兄さん向け? 世の中のオトメ向けの本を読んでもお兄さんたちは全然楽しくない(っていうかキモいだけ)だと思うし。 うん。 人には向き不向きがあると思います。 (そんな結論……) でも、好きな人は絶対好きだと思う。 気になる人はとりあえず一読を。
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