封印の竜剣〜リアランの竜騎士と少年王(2) 作:花衣沙久羅 イラスト:小島榊 集英社(コバルト文庫) 2005.2 超個人的評価:★★★☆☆ このブログもなんだかいいかんじに雑多になってきました。 うん。 京極をずっしり3、4日かけて読んだのでライトなものが読みたくなりまして。 一気に2冊も読んでしまいました。 高校生の和田夏紀は実は異世界(?)リアランの王子ヴァイク・ルーで、本来の自分の世界に戻ってきていろいろな困難に立ち向かうという、あらすじだけみたら「あーきたきたありがちっぽい展開」な話です。 が、そこらへんは花衣せんせい、そしてコバルト(笑) 元々そっちの世界の方の王子は淫乱で黒髪長髪美形の教育官(実はスパイで暗殺者)とできていたのです(恋愛感情ナシ) うわーい。 主人公総受け状態(約1名を除いて) かっこいいお兄さんおじさま少年がたくさん出てきます。イラストも綺麗ですし。 なぜか異世界にきた時はこの教育官にだけ言葉が通じたりとか。 リアラン王国に隣接しているのが神聖ローマ帝国とポーランド王国で史実どうなってんのーとか。 オイオイ!!っていうシーン(笑)やつっこみどころも多々アリですが、それでもうっかり続きを読んでしまいます。 ちなみにこの2巻は王子が王殺しの疑いで拷問されている教育官を助けに行く話。
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