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      宝印の騎士

作:西城由良
イラスト:窪スミコ
新書館(ウイングス文庫)
2006.11
超個人的評価:★★★☆☆

昔帝国にはびこった獣鬼を退治したことで英雄となった宝印の騎士。
彼は宝印の不思議な力を使い人々を救い、その使い方を伝えた。
そして今、宝印の力を学ぶ学校で一人の少年が卒業試験を受けようとしていた。彼の名前はノイル。スラム出身で人々から虐げられるスネーキーと呼ばれる存在だったが、貴族の庶子という立場を使ってここまでのし上がって来た。
しかしその結果は…
そんなノイルにかせられた追試。それは気弱な上に口を聞かない同級生ウィリップと協力しなければいけないもので…

世の中の物語のなかでも色んな理由で差別されている人たちがでてくるけど……
髪の生え方で差別されてるのは初めて見たよ。新しい。

物語のメインキャラクターとして主人公のノイル、ウィリップとあと一人ティフィールという子が出てきます。彼は貴族で一応ノイルのいとこ。
典型的貴族の彼とノイルが反発して、それをウィリップが泣きながら止めるという不思議なバランスがいつの間にかできあがる。
これが結構おもしろいんだけど、個人的にいい子ちゃんすぎるウィリップに若干反感を感じてしまいました。
そのせいもあるのかな、ちょっと離れたところから眺めた感じ。若い子はええのう、みたいな(笑)

物語は追試験中の二人が国家規模の陰謀に遭遇して――というもの。
若干の都合のよさも感じつつ、ひょっとしたらターゲットは私よりも若い世代なのかしらと悩む日々です。
肉体が老化するのは仕方ないにしても最近感性がふけてきたような気がしてならない。
昔好きだった本を読んでも穿った見方をしすぎてあんまり楽しめないことがちょくちょくあります。
大人になった、って言えば聞こえはいいけどさ。
味覚の好みも年齢によってかわったりするから、本の好みも変わるのかも。
きっと中学生くらいの頃に読めばもっと楽しかったと思います。

宝印の騎士 (ウィングス文庫)宝印の騎士 (ウィングス文庫)
西城 由良 窪 スミコ

新書館 2006-11
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