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      進化論

作:芝田勝茂
講談社(YA! ENTERTAINMENT)
2004.6
超個人的評価:★★★☆☆

主人公は大学院生の祐介。彼が家庭教師をしている美紀(18歳)が処女懐胎をした。
かたくなにお腹の中の子は祐介の子だと言い張る美紀。
街頭で辻説法をしていたあやしい老人にお前は大工のヨセフだと予言された祐介。
果たして生まれてくるのは本当に『神の子』なのだろうか。
そしてそれと同時に進行する祐介の夢。
遺伝子異常の『神の子』たちの支持者と、旧人類と呼ばれる人間の戦争が勃発した世界。
そこで祐介は中年の一兵士だった。
二つの物語は交互に混ざり合い重なっていく……

なんだかすごい話でした。
遺伝子。戦争。差別。世界。環境。
重たいテーマで読んでいるうちにだんだん情報量の多さに負けそうになってしまいました。
でも、この本対象は児童です。……これ中学校の時とかに読んでいたらなんかトラウマになってるかも。
別におどろおどろしいシーンがあるとかではないんですけど。
きっと理解できないでしょう。今でも理解できてるか微妙です。重い。

最初、祐介のことを片思いにもかかわらず勝手に未来の夫だと頑なに(なぜか)信じてる美紀を、「怖っ」とか思いながら読んでいました。その反対に祐介は美紀のことは教え子としか見ていないものだと。
そういうわけじゃないってわかったときは、ちょっと「えー……」ってなったんですが……
もう後半は話がそういうレベルを超越していた気がします。気がついたら感情とかどうでもよくなってた。

ラストシーン。こんな話をよくもまとめたもんだと思います。
ただちょっとこぢんまりしちゃったかな?って思わなくもないですが……
でもしょうがないよね。これだけの物語ですから。

おもしろいとかそういうのはとりあえずおいといて。
あなたもトラウマを作ってみませんか?(どんな勧誘だか)

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芝田 勝茂

講談社 2004-06
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