キノの旅] 作:時雨沢恵一 イラスト:黒星紅白 メディアワークス(電撃文庫) 2006.10 超個人的評価:★★★-☆☆ いつのまにか10巻ですよ……はやいなあ。 思えば1巻が出た頃からファンでした。 基本的に長い作品よりも短編のほうが好きなので。 時雨沢さんの安易にハッピーエンドにならない皮肉のこもった世界観も大好きですし。 毎回凝ったあとがきをひろうしてくれる作者ですが、今回ついにあらすじにまであとがきのことが書かれていました。 もうなんていうか……天晴れ? あとがきもそうですが……そろそろ本編の方もネタが苦しいかんじになってきたような気もします。 まあ仕方ないっちゃ仕方ないんですけどね。 今回一番好きだったのは「歌姫のいる国」です。 少年と少女が逃げる話。でもこの話、ぶっちゃけキノいなくても成り立つような。 イラストも少しずつかわってきました。 私は今の絵よりもちょっと前の方が好きです。 最近のカラーのキノは女の子を全面に押し出しすぎてる気がするー。 萌え系なのか!!萌えは必要なのか!! でも私はキノは少年系でいてくれた方が萌えるんだ!!!(ダメダメ)
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