愛で痴れる夜の純情 作:鈴木あみ イラスト:樹要 白泉社(花丸文庫) 2004.10 超個人的評価:★★★-☆☆ この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません。 男ばかりの遊郭、花降楼。 その二大傾城の一人として謳われる蜻蛉はつんとすました美貌が売りの「お姫様」として人気だ。 もう一人の傾城、綺蝶とは顔を見合わせればケンカばかりの犬猿の仲。 性格も見た目も正反対な二人。 昔は、二人はそんな風ではなかった…… 綺蝶は不慣れな遊郭に戸惑う蜻蛉をいつも助けてくれた。 しかし、二人の穏やかな関係はある事件をきっかけに決定的に壊れてしまい…… えー、びっくりするほど何を書こう、な状態なのですが…… 遊郭のトップ争いをする二人の恋物語?、です。 綺蝶さんに遊ばれまくりな蜻蛉がかわいい。 男相手の遊郭のトップなのに、綺蝶が驚くほど攻め攻めしいです(って、どんな日本語だよ) うん。 このシリーズのキャラクターはみんなすっごい一途だよね。 って、BL自体がそういうジャンルなのかもしれないけれど。 一途だけど、他の人ともそういうコトをしなければいけない遊郭……というところに葛藤があってよいのだと思います。 でもやっぱり今回はそのあたりは大分ソフトに書かれているような。 トップ争いをしている二人だったら、そりゃもういろいろな人と関係を持っているワケですし…… って、なんか話が妙な方向にそれてしまいました。 そんなわけ(どんなわけだか)で、甘々いじめっ子攻めが好きな方は是非。
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