息子はマのつく自由業!? 作:喬林知 イラスト:松本テマリ 角川書店(ビーンズ文庫) 2004.5 超個人的評価:★★★★-☆ まるマ12作目はお久しぶりの短編集。 収録作品は 表題作の「息子はマのつく自由業」 昔雑誌Beansで読んだ記憶があります。ちょっと懐かしい。 ユーリのパパとママの出会い編。 この人たちの普通の人とはズレたところが割と好き。得にユーリママの。 魔族の子供に羽が生えているのかどうかを追究するために結婚した夫婦の話、と書くとなにがなんだかよくわかりません。 「眞魔国でマた逢いましょう」 アメリカの病院でおしりの蒙古斑を虐待だと勘違いされたユーリはママから引き離されてしまう。 その後ちょっと(?)思いこみの激しいソーシャルワーカーに連れて行かれたユーリはなんとコンビニ強盗に遭遇して……? あいかわらずのドタバタっぷりが素敵でした。 なんだかんだといってコンラッドが素敵すぎて腹が立ちます(もはややつあたりも甚だしい) 当時の読書メモ(活字中毒カルテを書く前の覚え書き)には「未来の主従にカンパイ」の文字が…… 気持ちはわからなくもない。主従は私にとってごちそうです。 「弟」 世間で(ひょっとしたらわたしのまわりだけかもしれませんが)で噂のお兄ちゃん初登場。 ものすごいブラコンらしいので今から活躍が楽しみです。 今回は子供の時の話なのでちょこっと残念。 ニューヨークの警察が大変なことになります。 ええと、二人が家出をする話です。 今回全体を通してやたらとガンダムネタが頻出します。 いいのかなーと一瞬不安になるも、そもそもまるマはこういうスタンスのお話だったと思い直しました。 ほら、最近シリアス続きだったからさ。 とりあえず私はファーストガンダムを見て、オタクの基本知識を習得しようと思います。うん。
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