明日はマのつく風が吹く! 作:喬林知 イラスト:松本テマリ 角川書店(ビーンズ文庫) 2002.3 超個人的評価:★★★★-☆ 元の世界に戻れなくなってから早四ヶ月。 眞魔国の自室で腐っていたユーリの元を一人の幼い少女が訪れた。 彼女はなんと魔王のご落胤、つまりは隠し子だと言うのだが……? どさくさにまぎれてねんざをしてしまったユーリはコンラッド、ヴォルフラムさらには娘(?)を連れてヒルドヤード温泉街へと向かう。 まだ比較的路線はギャグなまるマ第4巻です。 とは言え、内容的に次につながる部分が結構あったりします。 トサ日記への前振りもばっちり。 なんていうか、ユーリの正義はすごくまっすぐで、青臭い感じもして、こう私的にはそんなの理想でしかだろ!!ってなるほんとぎりぎりのところでいいなあと思うのですよ。 わかりにくい表現ですが。うーん。 でもそれがこの話のいいところだと思います。 一方でそんな理想で無理をしようとするユーリを止めるコンラッドのかっこよさが際だつなあとか。 さらに一番おいしいとこを持って行くアニシナさんとか。 読んだのが遙か彼方すぎて記憶が曖昧になりつつあります。 こういうことがないようにしたいんだけどな…… 現在の読書記録残数 2007年→8冊 2008年→11冊 涙がでそうです。しかも今やたらと本が読みたい週刊でして、どんどん山が高くなっていく……(遠い目) がんばろう。
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