咬みつきたい 作:たかもり諫也 イラスト:かわい千草 白泉社(ディアプラス文庫) 2006.7 超個人的評価:★★-☆☆☆ この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません。 大好物の吸血鬼モノということで手に取った一冊。 学生業と平行してヴァンパイアハンターとして働くイザーク。 ある日目標を追っている中で、美しい銀髪のヴァンパイア、トリスタンと出会った。 強い力をもつヴァンパイアにもかかわらず、同族を憎むトリスタンはイザークにハントの手伝いを申し出る。 奔放で我が儘なトリスタンに翻弄されつつも惹かれていくイザークだったが…… 好きなジャンルって評価が厳しくなるか緩くなるかに偏りがちな気がします。 今回はどっちかっていうと前者。 吸血鬼モノって結構な数世の中に出回っているからなかなか新鮮なお話に巡り会えないんですよね。 あと、ものすごく個人の趣味なんですが、血を吸うことに抵抗があるとか、お前の血は吸えないとかそういう路線の葛藤にものすごくトキメキを感じます。今回そっちはなかったのがちょっと残念。 (ものすごい趣味丸出しトークですみません) 作中にいくつか元祖吸血鬼もの「ドラキュラ」をふまえたと思われるシーンがあったのが印象に残っています。 ところで純粋な疑問なんですが、世の中、さらにはBLスキーさんの中でドラキュラを最後まで読んでる人ってどれくらいいるんだろう……私は一応読んでますが、それも学校の授業で無理矢理読んだ感じなので。たぶんあれがなかったら読んでない。 うーん。 話は全然関係ないのですが「イザーク」と聞くとどうしても某有名ロボアニメ種の銀髪オカッパ少年を思い出してしまいます。 私だけ………?
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