精霊の守り人

作:上橋菜穂子
新潮社(新潮文庫)
2007.4
超個人的評価:★★★★☆

アニメを見ていて、気になっていたのでうっかり購入してしまいました。

ベテラン女用心棒のバルサは、川に落ちた皇子を助けたことから、二ノ妃か皇子の命を託される。
精霊の卵を宿した皇子チャグム。
それによって父である帝から疎まれ命を狙われていた。
二人に差し向けられる恐ろしい追っ手たち。さらにはチャグムの卵を狙う異界の魔物までもが現れ二人を追い詰める。
バルサは体をはって戦い続ける。
チャグムを守るために。約束を守るために。

おもしろかったです。
アジア系な感じの世界観が作り込まれているのが印象的でした。
(アニメのヴィジュアルでは結構「和」よりな感じになっていたようにも思いますが)
バルサの幼なじみで薬師のタンダや彼の師であるトロガイもいい味出してます。
タンダのバルサの関係が好き。
二人のいい年して(笑)淡い空気がなんともいえません。

続き欲しいなー。
でもハードカバーを買うお金も場所もないので文庫化を待とうと思います。

精霊の守り人 (新潮文庫)精霊の守り人 (新潮文庫)
上橋 菜穂子

新潮社 2007-03
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