龍神の花嫁〜レッドスキップ〜 作:山本瑶 イラスト:街子マドカ 集英社(コバルト文庫) 2004.11 超個人的評価:★★+☆☆☆ 異世界から異世界へスキップする(時空を超える)能力をもつフユウ。 彼らは依頼を受けて、異世界へ捜し物をしに行くことを生業としている。 そして、ごく普通の少女、小暮真央16歳。高校で風紀委員を務める真面目な少女だ。 自分の決めた時間から逸脱することにひどくおびえる真央の前に、一人の美しいフユウの少女が現れた。 彼女は真央に大切なものをかえして欲しいと言い出すのだが…… 読んでからそれなりに日にちがたっているせいもあるでしょうが、不思議なほど頭の中に何も残っていません。 あれ? この前に読んだ本のこととかはちゃんと覚えてるんだけどな。 特にひっかかりもなくさらっと読めたということでしょう。たぶん。 微妙にネタバレ的なひとりごと。未読の方には意味不明です。すいません。反転で。 一話の方の真央ちゃんが川を渡って異界の王子様の妻になる!!って決心したとき、えらくすっきり妹を捨てることを選んだのに驚きました。自分たちを捨てていった母親を憎んでいて、ああはならないぞって思っていたはずなのに。 妹ちゃんとのことももうちょっと書き込んで欲しかったかも。もっと妹との関係を修復不可能な感じにするとか。 その後、出て行くときの妹はえらくものわかりがよくて、そんな!!ってなってしまいました。いいの?お姉ちゃんまで出て行っちゃったらキミ天涯孤独だよ??
|