ライオンボーイ〜消えた両親の謎 作者:ジズー・コーダー 訳:枝廣敦子 イラスト:天野喜孝 PHP研究所 2004.2 超個人的評価:★+☆☆☆☆ 主人公、チャーリーは訳あってネコ語を話せる男の子。 研究者の両親と平和で幸せな日々を送っていた。 しかし、ある日チャーリーが家に帰ると両親が姿を消していた。 そこに現れたのは近所でも悪童と評判のラフィ。彼はチャーリーに両親からという手紙を渡し、一緒に来るように言う。 しかしそれはどう見ても偽の手紙で…… チャーリーは知恵を絞って、ラフィの手から逃げる。こうしてチャーリーのネコ、果てはライオンまで従えた大冒険が幕を開ける。 うーん。 ストーリーは悪くなかったと思う。 ネコ語を話せる男の子の冒険。船で密航したり。サーカス団に潜り込んだり。さらにはライオンをつれてオリエント急行に無賃乗車したり。波瀾万丈大スペクタクルなかんじで。 でもなぜか上手くストーリーにのっかれませんでした。 ぽんぽん進んでいく状況とチャーリーの感情に振り回されっぱなしになってしまいました。 やっぱり年なんでしょうかね(凹) イラストカッコイイと思ったら天野さんでした。 ファイナルとかのキャラデザをしていた方。 児童書なのに児童書じゃないかんじでとっても好みの装丁でした。
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